FLOW中級

マニュアル3種類の使い方 ─ 共通 / 工程別 / 顧客別

FLOWでは、業務に関するマニュアルやルールを3つのレベルで設定できます。「どこに何を書くか」のルールを決めておくことで、属人化を防ぎ、誰が担当しても同じ品質で業務が進む状態を作れます。

3つのマニュアルの違い

レベル正式名称内容書く人
タスク説明(業務全体の共通マニュアル)すべての顧客に共通するルールやマニュアルへのリンク管理者
ステップメモ(工程ごとのマニュアル)各ステップで具体的にやることやチェックリスト管理者
顧客別マニュアル特定の顧客固有のルール・注意点担当者

① タスク説明(業務全体の共通マニュアル)

タスク詳細画面の上部に表示されます。ワークフロー単位で設定するため、同じワークフローを使うすべての顧客のタスクに共通で表示されます。

書くべき内容の例:

  • 「月次記帳代行の全体フロー」へのリンク
  • 事務所の品質基準(チェック観点の概要)
  • 共通の納期ルール
  • Googleドライブ上の共有マニュアルへのリンク

② ステップメモ(工程ごとのマニュアル)

各ステップの欄に表示されます。そのステップで具体的に何をするか、どこまで終われば完了にしてよいかを記載します。

書くべき内容の例:

ステップステップメモに書く内容
資料催促「月初3営業日以内にお客様へ連絡。電話→メールの順で。2回連絡して反応がなければ上長に報告」
入力「仕訳入力後、試算表を出力して前月残高と突合。差異があればメモに記録」
チェック「チェックリスト(リンク)に沿って確認。指摘事項はメモで担当者に差し戻し」
納品「試算表PDFをお客様にメール送付。送付完了後にFLOWで完了ボタンを押す」
完了条件を書くのが最も効果的
「何をしたら完了にしてよいか」を明記しておくと、スタッフが迷わず完了ボタンを押せます。完了条件が曖昧だと「終わってない」「終わってると思った」問題が起きます。

③ 顧客別マニュアル

タスク詳細画面の右上にある「顧客マニュアル」ボタンから参照できます。特定の顧客にだけ適用されるルールや注意点を書きます。

書くべき内容の例:

  • 「このお客様は毎月15日に資料を送付する約束」
  • 「現金出納帳がないため、通帳のみで入力」
  • 「消費税は簡易課税。業種はサービス業(5種)」
  • 「代表者が海外出張多め。連絡はメールのみ」
  • 「前任者からの引き継ぎ事項:売掛金の回収サイトが不規則」

Wiki(顧客情報メモ)との使い分け

FLOWには顧客詳細画面に「Wiki」というフリーテキストメモ欄もあります。顧客別マニュアルとの違いは以下の通りです。

項目顧客別マニュアルWiki
表示場所タスク詳細画面(業務中に見る)顧客詳細画面(顧客情報として見る)
適した内容業務遂行に直結するルール・注意点性格、家族構成、引き継ぎ事項など
更新タイミング業務ルールが変わったとき顧客の状況が変わったとき

リンクの活用

3種類のマニュアルにはすべてリンクを貼ることができます。Googleドキュメントの詳細マニュアル、Chatworkのルーム、クラウドストレージの資料保管場所など、外部の情報と紐付けることでFLOWを「業務のハブ」として使えます。

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