FLOW中級

ワークフロー設計パターン集 ─ 業務別ステップ構成の実例

FLOWのワークフロー設計で参考にしていただけるステップ構成の実例集です。業務ごとにシンプル版と標準版を用意しています。まずはシンプル版で始めて、運用に慣れてから標準版に拡張する進め方がおすすめです。

ワークフロー設計の考え方・思想については 導入全体像と進め方 をご覧ください。

設計の基本原則

原則おすすめ理由
初期のステップ数少なめ(3〜5)運用負荷を抑え、定着を優先
担当者が変わるタイミングステップの区切りにする「誰がボールを持っているか」が明確に
チェック工程必ず入れる品質管理と所長の確認ポイント
顧客とのやり取りステップに含める待ち状態の可視化
忘れがちな作業ステップにする資料返却、議事録作成など

月次記帳代行

シンプル版(3ステップ)

1. 資料受領 → 2. チェック → 3. 試算表送信

最も簡素な構成。小規模事務所や導入初期のスタートに最適です。

標準版(5〜6ステップ)

1. 資料催促 → 2. 資料受領 → 3. 入力 → 4. チェック → 5. 試算表送信 → 6. 面談

催促と入力を分けることで「どこで止まっているか」が明確になります。面談を工程に含めるかは事務所の方針次第です。

自計化顧客版(記帳なし)

1. 会計データ受領 → 2. チェック → 3. 試算表作成 → 4. 面談 → 5. 議事録作成 → 6. 資料返却

記帳代行がない顧客向け。チェック以降の品質管理工程に重点を置いた構成です。

決算申告

シンプル版(5ステップ)

1. 決算準備 → 2. 申告書作成 → 3. 所長チェック → 4. 申告 → 5. 納品

標準版(8〜9ステップ)

1. 資料チェック → 2. 分析・計算 → 3. 1次検算 → 4. 2次検算 → 5. 報告 → 6. 納付書送付 → 7. 電子申告 → 8. 資料保管 → 9. 入金確認

年末調整

1. 資料受領 → 2. 資料確認 → 3. 検算 → 4. 還付・徴収額報告 → 5. 納付書送付 → 6. 合計表提出 → 7. 償却資産提出 → 8. 給与支払報告書提出 → 9. 入金確認

給与計算

1. 勤怠データ受領 → 2. 給与計算 → 3. チェック → 4. 振込 → 5. 明細納品

確定申告

1. チェック → 2. 分析・計算 → 3. 報告 → 4. 電子申告 → 5. 入金確認

パターンの選び方

事務所の状況おすすめ
導入初期・小規模(5名以下)全業務シンプル版からスタート
10名以上・分業体制あり月次は標準版、決算はシンプル版から
入力チーム・チェックチームが分かれている担当切替ポイントを必ずステップに
面談を工程管理したい面談・議事録を最終ステップに追加
ステップは後から変更できます
最初は少なめで始めて、1〜2ヶ月運用した後に「ここで止まることが多い」と感じたポイントをステップとして追加する方法が定着しやすいです。

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